こたに内科・甲状腺クリニック

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久々の県外脱出

2023年7月26日

今回は医療に全く関係ないプライベートなブログです。

 

先週末に娘の大学のバレエ前期公演があったため神奈川県に行ってきました。

なかなか自分の休みと合わないため、行けるときに行かなければと思って、最近は新型コロナ感染者が増加傾向でしたが、しっかりと感染対策を取って行ってきました。

 

東京は岩手と違ってマスク着用率は異常に低かったです。外では1割くらい?電車内でも3割くらい?

このところは患者数増加傾向で、当クリニックでも増えている実感がありますが、実際には潜在的な感染者はかなりいるのでしょうね。

高リスク者が感染し重症化しないように祈るばかりです。

 

さて、公演前に少し時間があったために久々に観光してきたのですが、訪れた場所は私の好きなキャラクターのミュージアム

『スヌーピーミュージアム』です。

 

予約制ですがそれほど来んでなく、暑い日でしたがエアコンがしっかり効いていて快適。

1時間程度で見て回れる丁度よい規模で、中には大きなスヌーピーがいて思わず一緒に写真を撮ってしまいました。

原画もあったり、好きは人にはたまらない空間です。

1階のストアーでは目を引くものがたくさん。

漫画でのスヌーピー初登場の場面を形どった小さい花瓶を買ってきました。

良い気分転換になりました。

お盆期間中の診療案内

2023年7月20日

以下の日程で診療させていただきます

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします

なお、8月18日からは通常診療に戻ります

 

8月12日(土) 通常診療

8月13日(日) 休診

8月14日(月) 臨時休診

8月15日(火) 臨時休診

8月16日(水) 臨時休診

8月17日(木) 休診

8月18日(金) 通常診療

8月19日(土)  通常診療

 

お盆期間中に体調を崩した方は

・日中であれば休日救急当番医(こちら

・夜間であれば盛岡市夜間急患診療所(こちら

をご利用ください

7月21日の診療時間変更のお知らせ

2023年7月20日

7月21日(金)は、院長が盛岡市夜間診療所勤務のため

17:30受付終了となります。

 

大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

ゴールデンウィーク中の診療案内

2023年4月17日

以下の日程で診療させていただきます

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします

なお、5月8日からは通常診療に戻ります

 

4月29日(土・昭和の日) 休診

4月30日(日) 休診

5月1日(月) 臨時休診

5月2日(火) 臨時休診

5月3日(水・憲法記念日) 休診

5月4日(木・みどりの日) 休診

5月5日(金・こどもの日) 休診

5月6日(土)  通常診療

5月7日(日) 休診

 

ゴールデンウイーク中に体調を崩した方は

・日中であれば休日救急当番医(こちら

・夜間であれば盛岡市夜間急患診療所(こちら

をご利用ください

お薬が多過ぎませんか?

2023年4月16日

最近、診療を行っていて気になることがあり、その内容について医師としての考えを述べてみたいと思います。

 

今回の内容は『ポリファーマシー』です。

 

聞いたことありますか?

 

英語の『poly(多数)』+『Pharmacy(薬剤)』のことで、多くの薬という意味です。

 

実際には多くの薬を服用し副作用などの患者さんに生じる好ましくない症状・病気を起こすことです。

 

単純にお薬が多いことが悪いわけではありませんので、この点は誤解しないでお読みください。

 

年齢とともに複数の疾患を患うケースが増えてきていますので、必然的に薬の種類が増えてしまいます。

厚労省の資料によると75歳以上ではなんと保険薬局を訪れた4人に1人が7種類以上の薬剤を処方されていることになっています。

また、医師側の問題として薬による副作用を抑えるために新たな薬を処方し、その繰り返しで慢性的(※1)に薬の種類が増えていってしまう『処方カスケード』の問題もあります。

 (※1) 短期的に副作用を抑えるための治療薬は問題ありません、副作用が改善しているにも関わらず、漫然と処方を続けてしまう医師に問題があります

 

現在の医療では専門性が高くなっていることから複数の病院に通院する頻度が高くなっています。その時にお薬手帳をきちんと持参し管理されていれば良いのですが、そうでないと重複したお薬が処方されたり、相互作用のあるお薬が出されたりします。

 

そういったことが重なり、薬の副作用や飲み合わせの相互作用で、患者さんに重大な健康被害が起こる可能性があります。

また、薬の数が多すぎて飲み忘れや飲み間違いを起こすこともあり、治療中の病気の悪化にもつながることがあります。

 

では、どうすればよいのでしょうか?

 

医療側の問題、患者さんの問題があると思います。

それぞれの問題点、予防や対策を考えてみたいと思います。

 

医療側の問題点

  • 内服薬の多さに対する医師の関心の低さ、処方を見直す医師の努力不足
  • 症状が落ち着いたにも関わらず漫然と薬を処方し続けてしまう
  • 患者さんの言うがままに、診察もせずに次々と薬を出してしまう
  • 特に生活習慣病では治療薬も大事ですが、それ以上に生活改善も大事、しかし説明するのが大変ですぐに薬を出してしまう

対策

  • 患者さんの訴えを再確認(『症状は続いているのか?』、『軽減しているのか?』など)
  • 『いちおう処方する』、『心配だから処方する』、という考えをやめる
  • 処方はあくまで必要だからするもの、患者さんの希望も大事であるが、きちんとした診察・きちんとした問診により処方するかどうかを決める

 

患者さん側の問題点

  • 自身の内服薬に対する関心の低さ(おまかせ状態、自分の身は自分で守る意識の欠如、『何のためにこの薬を服用しているのか?』『この薬はずっと飲むのか短期間だけなのか?』など)
  • 薬を出して欲しいという気持ちが非常に強い(『食事・運動療法ばかりで薬をくれないから医者を変えた』、『風邪で抗生物質を出してくれる医者がよい医者だ』など、間違った判断をしている)
  • お薬手帳を持っていない、複数持っていて管理できていない、病院や薬局でお薬手帳を渡さない・忘れる
  • 症状が落ち着いたにも関わらず、医師に体調を伝えていない
  • 気軽に身体について相談できる『かかりつけ医』を持っていない

対策

  • 受診時には必ずお薬手帳を持参し、病院・薬局いずれにも必ず渡す
  • お薬手帳に書いてある、ではなく、薬が変わったり増えたりしたときには通院中の病院に受診したときに口頭でも伝える
  • 体調がよくなった時には病院スタッフに伝え、服薬が必要なくなった時にはその旨を医師に伝える
  • 自分の病気や薬に関して関心を持つ
  • 医師に希望を伝えることは大事だが、処方は希望を踏まえたうえで医師が判断するため希望に沿わないこともある、病院はドラッグストアではないことを理解する

 

 

特に必要のない処方が行われる例として抗生物質があります。

抗生物質とは、細菌を壊したり増えるのを抑える薬剤です。ここで重要なのが『細菌を』というところです。

 

一般に感染症の原因としてはウイルスや細菌、真菌などがあります。

風邪の原因はほとんどがウイルスと言われています。

ですので、風邪に抗生物質はほぼ必要ないということになります。

 

しかし

   患者さんは抗生物質を欲しがる人が異常に多いこと

   また抗生物質を出す医師がきちんと診察してくれた医師と考えること

が多いようです。

 

新型コロナウイルス感染症では、薬がなく大騒ぎしていましたよね?

もしウイルスでも抗生物質で治療するなら、そのようなことはなかったはずです。

インフルエンザではタミフルやリレンザといった抗インフルエンザ薬は処方されますが、抗生物質は処方されませんよね?

ウイルスには抗生物質は意味がないだけでなく、副作用しかありません。

 

抗生物質については後日、ブログに書きたいと思います。

 

 

話が横道に逸れてしまいましたが、ポリファーマシーに関してのまとめです。

 

くれぐれも間違わないでいただきたいのは

『薬が多すぎる』のが問題なのではなく、『余計な薬を服用している』のが問題

であり

『不必要な薬を減らす』ことは大事ですが、『薬を使わなくていい』訳ではありません

 

内服薬についてはきちんと医師とお話しし、本当に必要な薬飲み服用するようにしましょう。

 

桜満開

2023年4月10日

岩手県は例年4月中旬から5月初旬に桜の見ごろを迎えますが、今年は異常に早く咲き始めています。

 

盛岡市内の石割桜も満開を迎えていて、急がないと見逃してしまいそうです。

 

ここ数年はコロナ渦でなかなか人の多いところへの外出は避けていたのですが、今年は久々に

 

「桜を見たい」

 

と思い、昨日の日曜日に北上の展勝地へ出かけてきました。

満開予想だったため、混むとは思っていましたが、予想通り途中で車は動かなくなり・・・

少し離れたところに車を止め、散歩がてら歩いて向かいました。

 

少し気温が低く、とても風が強い日でしたが、桜は満開になったばかりだったため、強風にも飛ばされず、頑張って耐えていました。

歩いている人間の方が飛ぼされそうでしたが。

 

見物客も多く、天気も良かったため、皆さんも十分楽しんでいたようでした。

 

そうはいってもお仕事で忙しく見に行けない方もいると思いますので、写真しかありませんが、少しでも花見気分を味わっていただければと思います。

 

時間のある方は、ウォーキングを兼ねて近所の桜スポットに出かけてみるのもお勧めです。

 

桜つながりで、待合室も少しだけですが、桜を感じていただけるようにしています。

ホワイトデー

2023年3月12日

そろそろホワイトデーですが、バレンタインデーでプレゼントをいただいた男性達は準備できているでしょうか?

 

またプレゼントをした女性たちは期待?不安?で待っているのでしょうか?

 

今年は家族からチョコレートとプレゼントをいただき、また数名の義理チョコをいただきました。

例年、直前になって探して売り切れ続出で慌てるため、今年は早めに用意しました。

コロナ渦でネット通販が充実しているため自宅で完結できるのが嬉しいですね。

 

さて今回のブログは「ホワイトデーに何を用意した!」 ではなく、

家族の紹介です。

 

というのもバレンタインデーで家族からいただいたプレゼントというのが、予想もしなかったものでしたので。

 

そのプレゼントというのがこちら

我が家のアイドル?ココの写真付きパジャマです(笑)

実際に着てみて、愛犬とともに写真も撮ってみました。

 

本人は、パジャマの写真は全く分かっていませんね。

とても驚くプレゼントでしたが非常に嬉しかったです。

 

全く医療に関係ない、プライベートなブログでした。

 

あけましておめでとうございます

2023年1月1日

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

本年は1月4日より診療を開始いたします。

地域の皆様のお役に立てるよう、スタッフ一同、昨年以上に努力してまいります。

本年も、こたに内科・甲状腺クリニックをよろしくお願い申し上げます。

 

年末のご挨拶

2022年12月31日

早いもので今年も年末の挨拶をさせていただく時期となりました。

皆様に支えられ、今年も無事に年末を迎えることができました。

本当にありがとうございました。

 

今年もまたコロナ渦に翻弄された1年でしたが、来年は落ち着き以前のような生活に戻ることを期待しております。

来年もよろしくお願い申し上げます。

 

どうぞ、よいお年をお迎えください。

 

発熱外来の変更について

2022年12月8日

新型コロナウイルス感染症が流行してからみなさんの診察・治療や不安解消の意味もあり、できる限り人数を制限せずにキャパシティオーバーとなりつつも発熱外来を続けてきました。

患者さんの中には「抗原検査をしてくれ」や「PCR検査をして欲しい」などと希望する方も多々おり、診療上の判断をしながら出来る限り希望に沿う様に努力してきました。

しかし、ごく一部の方からは聞いた話と違うなどの苦情が出る事があり、苦渋の決断ですが診療方法を変える事としました。

 

当院はPCR検査は外部委託しており、夕方には検体を回収するため、回収時間以降はPCR検査を受けることができません。これは第7波からずっと行ってきております。

本当に検査が必要と判断した時は、医師が診療後夜遅くに検体を検査センターまで車で届けていた時期もありましたが、正確な診断を患者さんに提供したいとの一心で自主的にやっていた事です。

 

ただし、ごく一部の方からの苦情でしたが、問い合わせは電話でのやり取りになるため聞き間違えや誤解を完全には排除することはできず、皆さんにご迷惑をお掛けする事があるため、以下の様に変更させていただきます。

 

① 医療での検査はあくまで医師が必要と考えるときに必要な検査をするため、発熱外来を予約された方への検査は、する・しないを含め来院されて診察してから決定いたします。

 

② 通常診療を圧迫し始めているため、患者数増加時には発熱外来の人数制限をいたします。

 

③ 感染者増加に伴い、感冒様症状に対する治療薬が全国的に枯渇しています。必要最小限の薬のみ処方させていただきます。特に小児の薬は手に入りにくくなっておりますので処方できない場合がございます。

 

④ 時間指定をさせていただいておりますが、混雑状況によりかなりの時間お待たせする事があります。

 

 

今までのやり方でいいのでは?と考える方もおられると思いますが、ごく一部の苦情を訴える方への対処としての変更ですのでご理解下さい。

 

当クリニックでは発熱外来だけを行っているわけではなく、通常診療も並行して行っています。待合室には多くの患者さんにお待ちいただいております。

通常診療の合間を縫って発熱外来を行っておりますので、待ち時間が長くなったり検査内容などに不満のある方もおられると思いますが、広い心で受け止めていただけると嬉しいです。

 

クリニックによっては医師が電話で対応し患者さんに会う事なくスタッフが検査だけして処方する所もありますが、当院ではリスクを負いながら感染対策をして医師・スタッフが駐車場まで足を運び対応させていただいています。電話での問診だけでは分からないこともあるためです。

この一年、ゲリラ豪雨の時も大雪の時も猛暑の時もびしょびしょになったり大汗をかきながら患者さんのためと思って医師・スタッフ共に頑張ってきました。最近では発熱外来を行っていない施設も増え、数人しか診察しないところもあり、さらに負担が増えています。

希望される患者さんがいる限り頑張っていこうと思っていますが、苦情が出る様であれば発熱外来を中止することも検討しなければならないかもしれません。

 

現在は新型コロナウイルス感染症をきちんと検査する医療機関と、風邪と診断して検査しない医療機関に分かれつつあります。確かに重症化率も下がってきており季節性インフルエンザ並みの病原性というのも頷けます。ただ政府は感染症法上の2類相当から5類への変更など検討はしているものの、未だ第7波から制度は大きくは変わっておりません。当院では政府からきちんとした発表があるまでは、第7波の時と同じように必要と判断した場合には検査をさせていただきます。

時に薬だけ出して欲しいと来院される方がおりますが、医療機関はドラッグストアではありませんので、必要な検査や治療薬は医師が判断します。ご了承下さい。

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