今年はお正月から休日当番日があり、その後に夜間診療所勤務も重なり、精神的にも肉体的にも疲労がたまっていました。
ストレスであまり元気がでなかったため、この前の週末にリフレッシュを兼ねてお出かけしてきました。
今回の目的は
『ベートーヴェンピアノ協奏曲全曲演奏会』
と
『モネ展 睡蓮のとき』
というガッツリと芸術に触れてくることでした。
『ベートーヴェンピアノ協奏曲全曲演奏会』について
演奏会は17:30スタートで21:15終了という超長丁場での演奏会。
これほど長い演奏会は初めてで、スポーツで言ったらウルトラマラソン。
一生に一度あるかないかのプログラムでした。
ベートーヴェンが若い時から成熟してくる時に作られた楽曲で、次回による楽器の変化、編成の変化、ベートーヴェン自身の成熟していく過程を演奏を通じて感じることができました。
特に第5番に向けて音の厚みが感じられるようになり、良い経験ができました。
ただ、さすがに長い・・・4時間誓うの演奏会は聞いている人もですが、指揮者や演奏家たちもかなりの疲労感であったと思います。
『モネ展 睡蓮のとき』について
ピアノはわが家族はみんな経験があるため、ある程度の知識もあり演奏会もたびたび訪れますが、美術はみんな絵心もなく知識は全くありません。
けれども美術館に行くのは意外と好きだったりします。
私も学会等の出張ついでに見てきたりすることもあります。
今までですと
『ピカソ展』や『フェルメール展』など。
特に『フェルメール展』では、現存する35点の作品のうち8点が集結するという素晴らしい展覧会でした。
『牛乳を注ぐ女』は皆さん一度は見たことがある絵だと思います。
さてさて、今回鑑賞したのは、『モネ』です。
こちらも美術の知識のない私でも知っている『睡蓮』を描いた画家です。
モネは晩年に移り住んだ時の庭にある池に睡蓮を造成し、そこでたくさんの作品を創造することになります。
今回は晩年の作品がメインで、睡蓮の『大装飾画』を中心とした作品を多数見ることができ、画風の移り変わりを味わうことができて非常に興味深かったです。
撮影が許可された数点の絵画です。
皆さんも心が疲れた時には是非、芸術に触れてみてください。