私事になりますが、先日の土曜日に甲状腺超音波検査の講演を行ってきました。
例年であれば、その土地に出向き、美味しい食事や名所を楽しみながら、講演をしてくるのですが、今年は新型コロナウイルス感染のため、ことごとくWEB開催となっています。
「遊んでないで、しっかりと講演して来い」、という事でしょうか?
講演を主催したのは青森県弘前市の検査学会です。
青森も岩手県同様に甲状腺を扱う医師や医療機関が少ないエリアです。
この講演をきっかけに少しでも甲状腺に興味を持つ方が増えることを願います。
このWEB講演ですが、演者としては初めての経験でした。
人前で話すのは緊張するのですが、流石にカメラの前では緊張感はなく気楽に話せましたが、なんとなく味気ない。
人の熱気や視線、表情や空気感はカメラを通してでは分からない。
やはり人と人との触れ合いは大切だとつくづく感じました。
コロナ渦でWEB診察などを国は勧めていますが、やはり実際に直接診察しないと感じ取れないものも多いと実感しております。
ワクチンをはじめ、しっかりとした感染対策で少しずつ感染前の生活に戻りつつありますが、感染者は減少傾向です。
受診控えも分かりますが、他の病気になってしまっては元も子もありません。
身体に不安のある方は、マスクや手指の消毒を徹底しながら受診してみてください。