こたに内科・甲状腺クリニック

院長のブログ

ホワイトデー

2023年3月12日

そろそろホワイトデーですが、バレンタインデーでプレゼントをいただいた男性達は準備できているでしょうか?

 

またプレゼントをした女性たちは期待?不安?で待っているのでしょうか?

 

今年は家族からチョコレートとプレゼントをいただき、また数名の義理チョコをいただきました。

例年、直前になって探して売り切れ続出で慌てるため、今年は早めに用意しました。

コロナ渦でネット通販が充実しているため自宅で完結できるのが嬉しいですね。

 

さて今回のブログは「ホワイトデーに何を用意した!」 ではなく、

家族の紹介です。

 

というのもバレンタインデーで家族からいただいたプレゼントというのが、予想もしなかったものでしたので。

 

そのプレゼントというのがこちら

我が家のアイドル?ココの写真付きパジャマです(笑)

実際に着てみて、愛犬とともに写真も撮ってみました。

 

本人は、パジャマの写真は全く分かっていませんね。

とても驚くプレゼントでしたが非常に嬉しかったです。

 

全く医療に関係ない、プライベートなブログでした。

 

いわて盛岡シティーマラソン

2022年10月24日

昨日は朝から盛岡市内は交通規制が行われていました。
『いわて盛岡シティーマラソン』開催日だったためです。

市民の皆さんにご不便をおかけし、市街地を走れる事に感謝しながら参加してきました。

前日までは曇りのち雨の予報で直前まで参加を迷い、朝すでに雨だったらやめようと決め就寝。朝起きると晴れていて参加を決断しました。
良かったのか悪かったのか…

応援の皆さんにも楽しんでもらおうと思い、予告通りに仮装しスタート会場へ。


練習もできていなかったので後方に並び、ゆっくり走る事を心がけてスタートしました。

沿道の応援の方、特に子供達や若い女性たちは積極的に大きい声で

『くまモーン、がんばれー』

と応援していただき、ものすごいパワーをいただきました。

それでも御所湖の上りからは歩く頻度が少しずつ増え、結果はどうにか制限時間内にはゴールすることが出来ました。

 


来年はしっかりと練習し、もっとちゃんとした仮装をして、自分も応援の方も皆んなで楽しめるマラソン大会にできればな、と思っています。

ちなみに写真をしっかりと見ると分かるのですが、今回は救護シールを貼らせてもらいました。
これは急患が出た時にいち早く対応するボランティアマークです。
幸い自分の周りには該当者がいなくて良かったです。やはり健康第一です。

身体を動かしていますか?・・・スポーツの秋

2022年10月17日

朝晩はだいぶ冷え込んできていますが、体調など崩していないでしょうか?

 

新型コロナウイルス感染症は一時期よりはだいぶ少なくなってきていますが、いまだに下げ止まりの感じが続いています。

岩手県でも下げ止まりの状態が続いており、ここ数日は先週比で増加傾向となっています。

 

新型コロナウイルス感染症以外でも、子供たちの間ではヒトメタニューモウイルス感染症が拡がっており大人にも感染者が出ています。

 

風邪様症状でいまだに診察をしない医療機関もありますが、新型コロナウイルス感染症・ヒトメタニューモウイルス感染症、そして今後に増加が予想されているインフルエンザウイルス感染症と、まだまだ気を抜けない状態が続いています。

 

皆さんも感染対策に気を付けてください。

 

 

さてさて、秋と言えばなんでしょう?

 

食欲の秋? 紅葉の秋? 読書の秋? 行楽の秋?

全国旅行支援も始まり紅葉や観光で外出する方も増えるのでしょうか?

 

でもでも忘れないでいただきたいのが『スポーツの秋』

生活習慣病予防やダイエット、気分転換には、適度の運動がお勧めです。

汗をかかなくても、自宅で軽く体を動かすのも良いですよ。

冬になり身体が縮こまると肩こりや首の凝りもみられるようになりますので。

 

 

日中はちょうどよい気温になっていますので、紅葉や秋の気配を感じながらのウォーキング、家から出たくないのであればストレッチもお勧めです。

 

少しでも良いの身体を動かしてみることをお勧めします。

 

 

さてさて、こんなことを書いてますが、「あなたは運動していますか?」なんて突っ込まれそうです・・・

 

7月から9月初旬にかけては新型コロナウイルス患者の激増で休みの日は皆無、連日早朝から深夜まで仕事をしていたため全く運動できていませんでしたが、

最近になってやっと身体を動かし始めました。

 

9月下旬から趣味のジョギングを始め、約1か月で10km~28kmの走り込みを8回ほど続けています。

 

それは

 

第2回いわて盛岡シティーマラソン

 

参加のためです。

練習不足で本番までどうにか帳尻を合わせた状態ですので、制限時間いっぱいかけて楽しんで走ってみたいと思います。

 

第1回目はパンダの仮装をして走りましたが、今回は

くまモン

の仮装を予定しています。

 

もし見かけましたら『くまモ~ン』と声をかけていただけると嬉しいです。

政府の方々、よろしくお願いします

2022年9月8日

前回に引き続き、COVID-19についての私見です。

 

昨日、自宅療養期間の変更ついて発表がありました。

いきなりの発表で、しかも当日付けでの施行です。

我々医療機関にも全く連絡はなく、私も知ったのは

 

昨日のニュース番組

 

です(笑)

 

慌てて夜中に厚労省のホームページで確認し内容を把握しましたが、確かに変更・施行されておりました。

地方自治体のホームページでは、やはり更新が間に合っておらず、以前のままになっていますのでご注意ください。

 

 

ただ、今回のやり方は賛成できません。

それは療養期間を短くするとかしないとかではなく、決定と連絡のプロセスです。

 

自宅療養期間の変更は現在の陽性者にどのように通知するのでしょうか?

いま療養中の方は、常にネットやテレビで確認しない方だと知らない人もいるはずです。高齢者など、部屋に閉じこもりになっている人はテレビ等も見ない可能性があります。

きっと混乱する方が多くなると思いますが、どこに相談するでしょうか?

おそらく保健所や検査をした医療機関になるんじゃないでしょうか?

 

また、我々医療関係者も、皆さんと同じマスコミを通したルートでしか情報が入ってこないのはどうなんでしょう?

今日も患者さんへの連絡を行いましたが、「療養期間はどうなるんですか?」と聞かれました。

昨日の発表で驚いたため、私は朝に保健所に連絡を取って状況を把握できましたので患者さんにお答えできましたが、もし気が付かなかったらどうなっていたでしょうか?

おそらく前の基準で話していたと思いますので、間違った情報を伝えていた可能性が高いです。冷や汗が出そうですが、医療機関にも事前に直接連絡がないので、ある意味仕方がないのかもしれませんが・・・

 

「医療機関なんだから情報をしっかり確認しろ!」という意見もあるかと思いますが、コロナ対応で現在は休日もなく、仕事も夜遅くまで続くため、実際のところニュースを目にする機会も少ない状態です。昨日はたまたまニュースをみて知ることができましたが・・・

 

COVID-19も新たなフェーズに入り、今までとは違った基準、方針になるのは当然だと思いますが、今の政府のやり方は国民の不満やマスコミが取り上げたことのみ慌てて修正し、どこに向かっているのか医療関係者を含めた国民には全く伝わってきません。

 

とりあえず、説明しなければならない医療関係者が患者さんと同じルートでしか情報が入らない状態をどうにかしていただきたいです。

ゆっくりやれ、とは言いませんが、きちんとスムーズな流れを作って、それに沿って変更していただきたいと思います。

 

ほんと、岸田内閣、よろしくお願いしますよ。

 

今日も朝から、各所に連絡を取ったりして、余計な仕事が増えてしまっています。電話で話した保健所の方もてんてこ舞いで、連絡が遅くなっていることを謝罪されましたが、我々同様保健所も本当に困っています。

 

保健所・医療機関の逼迫を改善するためといい、次々と目先のちょっとしたことを変えていますが、やっと慣れたら次の変更、また次の変更と、違った意味で医療機関は混乱中です。

 

とりあえずミスなく、患者さんにも間違った情報が伝わらないように、できるだけ情報に耳を傾けていこうと思っています。

現在のCOVID-19についての私見

2022年8月30日

全国的に感染者が増加しておりましたが、最近になり数字上は減少傾向になっておりますが、はたしてそうなのでしょうか?

 

今現在起きている状態について私見を述べてみたいと思います。

あくまで私見ですので、これが真実かどうかは分かりません。参考程度に受け止めてもらえればと思います。

 

 

◎岩手県では本当に感染者が減っている?

先週の前半までは岩手県でも感染者数が増えていましたが、その後は減少傾向になっています。当クリニックでも陽性者数は明らかに減ってきています。

 

ただしこれは陽性率が下がっているわけではなく、診察に来る患者数が異常なほど急激に減少しているためであると思います。

毎日30-40人受診していた発熱や風邪様症状の患者さんが、ここ数日は10名前後、少ない日は一桁になっています。

 

どうして急激に減ったのか?と思ったのですが、これはある出来事を境に起きていることに気づきました。

 

「全数把握の見直し」の発表です。

 

岸田首相が発表した翌日から、パタッと検査に来る人が減っていますが、おそらく勘違いされている方が多いのではないかと思います。

 

重症者や高リスク者のみ届出をするというのは、高リスク者以外は検査をしないという事ではありません。

症状の強弱や、高リスクかどうかは関係なく感染が疑われる患者さんは検査し、今まで通り治療を行いますが、我々医療機関が保健所に届け出る作業(HER-SYS)が簡素化させるという事です。ですので、皆さんは特に変わることはないのですが、一部の方は「受診してはいけないと思っているのかもしれません。または「もう検査して陽性を確認する必要はなくなった」と勘違いしているのかもしれません。

 

ご存じのように、自宅療養で回復する方がほとんどだというのは事実です。ただしもっとも警戒するのは高齢者や基礎疾患のある方が重症化したり、中等症で療養していた方があっという間に状態が悪化し亡くなることだと思います。

 

我々、検査を請け負っている診療所レベルの医療機関では、患者が少なくなれば負担は軽くなるのですが、もし気がつかない間に感染者が爆発的に増加していた場合に、高リスク者たちが感染する機会は爆発的に増え、不幸な結果になる方が増えることが予想されます。入院や重症者を受け入れる医療機関はすぐに医療崩壊に陥るでしょう。

 

我々医療機関は以前と何も変わらず診療しておりますので、自分たちで自己判断せず、診察してほしい、検査をしてほしい、と思った方は遠慮しないで問い合わせてください。

 

 

◎政府の考えていることが、よく分かりません

「全数把握」に対して誤解しているのではないか?と書きましたが、どうして政府は国民に向けてこの発言をしたのか分かりません。

医療機関の負担を減らすことを考えるのなら我々医療機関に伝えれば良いはずで、大々的に発表する必要はなかったのではないかと感じます。その結果、誤解が生じている可能性もあります。

一度、HER-SYSの入力項目が少し減ったことがありましたが、その時は全く発表されなかったのに、今回はなぜ?って感じです。

政府?首相?の仕事をしていますアピールでしょうか?

何となく責任を国民に投げて自己判断させて、何となく収束させようとしているのでしょうか?

 

保健所や医療機関の負担軽減と言いますが、見えないところで感染者が増えれば、感染予防のために積極的に検査をしている医療機関や介護施設などのスタッフが陽性者となったり濃厚接触者となる確率は今とは比較にならないくらい増加するでしょう。そうなればスタッフ数が減り病床使用率が低くても運用できない状況が生まれます。

 

医療機関等では他の職場と異なりかなり厳しい制限を課し生活している方が多いと思います。それでも感染者が増えれば自宅待機になる確率は増し、医療崩壊の方へ向かってしまうでしょう。

 

「全数把握」を止め、本当の意味での「withコロナ」にするのであれば、自宅待機の制限や、濃厚接触者の考え方など、併せて考えないとさらに混乱する状況になるのではないかと感じています。

 

「全数把握の見直し」のような小手先の変更ではなく、根本的な感染症対策の変更を考えて欲しいと真に願っています。

未知のことなので正解はありません。ご機嫌取りではなく自分の信念を貫いてリーダーシップを発揮してください。

進むべき方向が間違っていても素直に認めて方向転換すれば私たちはついていきます。

 

支持率ばかり考えないで、本当に患者さんや我々医療関係者である国民のことを第一に考えて下さい。

 

 

◎ただの風邪、鼻かぜ程度と思っている方へ

風邪というのはウイルス性の上気道感染症ですので、ある意味、新型コロナウイルスも風邪の範疇に入ると思います。誇張する気はありませんが、どのような疾患でも甘く見ていると重症化したり亡くなることもありますので注意は必要です。

COVID-19では、厚労省からガイドラインが出ていますが、その中で軽症と言われているものを挙げてみます。

 

☑ 呼吸器症状なし or 咳のみで呼吸困難なし

☑ 肺炎所見を認めない

☑ 酸素飽和度が96%以上

 

となっています。

これは、以前の株では呼吸不全で亡くなることが多かったため、呼吸器症状を中心に分類されています。

 

ですので、「喉が痛すぎて飲食するのも嫌だ、どうにかしてくれ」であるとか、「咳が全く止まらない、夜も咳き込んで寝られない」「熱が下がらなくて心配・・・」といった電話問い合わせが連日きますが、いずれも軽症となります。

呼吸困難がなければ、これらは軽症の範疇に入ってしまいますので、そう伝えると、「全然軽症じゃない・・・」と驚かれます。

 

罹らないことに越したことはないです。感染を広げないために、また苦しい思いをしないように、初めから言われ続けている最低限の感染対策を守る努力を宜しくお願いします。

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